受診までの「応急処置」

【顎の痛み】親知らずの感染症と三叉神経痛に市販薬は効かない

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「三叉神経は目の上や下にも走っていますが、顎の痛みとして感じる人が多い。発作は顔の一部を触ったり、冷気に触れただけでも起こるので、冬の朝、顔を洗うときなどにビリッとくるのです」

 神経性疼痛なので、これも市販の鎮痛薬はまったく効かない。顔をあまり刺激しないように、早めに受診した方がいい。

「治療薬は歯科口腔外科でも出せますが、三叉神経痛は脳の病気が関係する場合もあるので、脳神経外科や神経内科のある総合病院を受診した方がいいでしょう」

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