腎機能の低下→血圧の上昇→腎機能のさらなる低下という悪循環は、動脈硬化をも進行させます。腎臓の悪い方は、糖尿病や高脂血症を合併していることも多く、これらも動脈硬化を促します。 その結果、高血圧による心筋梗塞や脳卒中以外にも眼底出血などの細動脈への障害や大動脈瘤破裂や閉塞性動脈硬化症などが起こるリスクも高まるのです。(松尾内科クリニック・松尾孝俊院長)
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