腎機能が低下してくると、腎臓が萎縮し、辺縁の凹凸が目立つようになってきます。その変化は超音波検査やCTでわかります。MRIはCTよりも正確に腎臓内の変化をとらえることができ、血管の状態を立体的にとらえることも可能です。また、アイソトープを用いた核医学検査では、左右の腎臓の機能を別々に測定することができます。
これらの検査は腎性高血圧症、腎腫瘍、腎奇形などの診断にも役立ちます。
(松尾内科クリニック・松尾孝俊院長)
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