アメリカの薬の値段は、製薬会社の保険会社に対するリベートなどによって、最終的な販売価格が定価よりかなり安くなることもあります。しかし、リベートの内容は公開されないうえ、さらに複雑な保険システムと絡み合って非常に分かりにくいものになっています。
薬の値段だけでなく、医療費も健康保険料もますます上がり続けているわけですが、現行法の下では消費者にはどうすることもできない状況が続いています。
ニューヨークからお届けします。