「血圧が高めなので、減塩を心掛けましょう」と言われても、薄味の料理は味気なくておいしく感じられませんよね。しかし、「いつもの習慣」で、わざわざ取らなくてもよい塩分を無駄に取っていることはよくあります。まず、そちらの見直しから始めましょう。
外食時などにサラリーマンの皆さんを見ていて気になるのは、海鮮丼の召し上がり方です。
わさびを溶いた醤油を丼に直接かけていませんか? この方法では醤油がご飯に染みやすく、「ネタにかかっていない」とさらに醤油をかけることになりがちです。
そもそも酢飯は、それ自体に塩分が含まれるので、丼1杯で約2・2グラムの塩分を摂取することになります。ここに醤油をかけ、ガリなどの漬物や味噌汁を食べれば、塩分の摂取量はかなりのものに。つまり、酢飯にかける醤油の量は少なければ少ないほど良いのです。
健康ポイント どっちが勝ち?