気づかぬ間に腎機能に障害も…頻尿よりも怖い残尿の悩み

少しでも気になったら放置してはいけない(写真はイメージ)(C)日刊ゲンダイ

 打つ手はないのか? ひとつは、「頻尿」があるなら、その背景に「残尿」がないかを泌尿器科で調べることだ。

 頻尿は1日10回以上トイレに行っている場合に疑いが生じる。

 もうひとつは、残尿感は麻痺していくが、最初は実感があるはずなので、わずかでも「尿が残っている気がする」と感じたら泌尿器科へ。

「かつては尿道から管を入れて調べていました。今は、超音波で簡単に診断できます。痛みは全くありません」

 最も危険なのは、「年だから下半身の悩みもあって当然」と考え、放置することだ。

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