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【子宮筋腫の低侵襲手術】メディカルトピア草加病院・婦人科(埼玉県・草加)

メディカルトピア草加病院・婦人科の小堀宏之科長(C)日刊ゲンダイ

 子宮筋腫には3タイプある。子宮の内側の粘膜にできる「粘膜下筋腫」、子宮の壁の中にできる「筋層内筋腫」、子宮の外側にできる「漿膜下筋腫」。筋腫の大きさは1~20センチとさまざまで、1個の場合もあれば、複数できる場合もある。

 手術は、子宮ごと取ってしまう「子宮全摘術」と、筋腫だけを取る「筋腫核出術」がある。

「どちらの手術にするかは患者さんの希望になります。子供をつくる必要がなかったり、筋腫の数が多ければ全摘術の方がいい。妊娠を考えていたり、子供はいるけれども子宮を残したいというならば核出術になります」

■入院日数は開腹の2分の1

 この2つの手術をできる限り、侵襲の少ない内視鏡手術で行っているのが同科の特徴だ。内視鏡手術には、お腹に5~10ミリの穴を4カ所開けて行う「腹腔鏡手術」と、お腹は切らずに膣から内視鏡を入れて筋腫を取る「子宮鏡手術」がある。

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