当事者たちが明かす「医療のウラ側」

日本で唯一認可されている「抗肥満薬」の効果と副作用

 食べ物の中に含まれる脂質は腸から吸収され、内臓脂肪として利用されますが、そのままの状態では腸から吸収されません。リパーゼと呼ばれる分解酵素が必要です。このリパーゼの働きを阻害する薬がセチリスタットです。

 日本では抗てんかん薬として認可されている「トピラマート」や、糖尿病治療薬として認可されている「リラグルチド」も、米国では抗肥満薬として使われています。

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