塗り薬登場で劇的進化 ニキビ肌は「皮膚科」で治す時代

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「赤く炎症する前のニキビで、白ニキビ、黒ニキビといわれる面ぽうの段階から使用できます。結果、ニキビ痕も残らない。その効果は高く、『ニキビが皮膚科で治る』と皮膚科医が自信を持って言えるようになったのです」

 ただし、ディフェリンゲルには副作用がある。赤み、乾燥、ピリピリ・かゆみなどの皮膚刺激などで、かなりの率で見られるという報告もある。ニキビ治療の目的が「ニキビ痕を作らない」「今後、長期的にニキビが新しくできないようにする」であることを考えると、ディフェリンゲルの副作用は、塗り薬を使用している数カ月の間だけの持続だ。患者への十分な説明が大前提だが、メリットに比べ、副作用は大きな問題にはならないとみるニキビ治療の専門家は多い。

 さらに2015年以降、「過酸化ベンゾイル」という塗り薬が登場し、またニキビ治療は進歩した。現在は、ディフェリンゲルに加えて、過酸化ベンゾイルが主流になりつつある。

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