ボルシチの材料としてごく普通に使われている赤カブ、ビーツが再び脚光を浴びている。NHKの番組などで、血流改善効果があると報道されたからだ。血流がよくなれば、基礎代謝が上がりダイエットにつながる。脳の血流改善ならボケ防止になりそうだ。
栄養士で料理教室を主宰する由比理嘉氏が言う。
「ビーツには抗酸化作用を持つポリフェノールの一種、ベタシアニンやベタインが含まれています。前者はがん予防、後者は肝機能を高め脂肪肝予防に役立つとされています。さらに、カリウムもたっぷり含まれ、むくみや高血圧改善効果も期待できるうえ、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも多い。スーパーフードと呼ばれるゆえんです。
これに加え、最近、凄い効果が発表されました。ビーツに含まれる硝酸塩が体内に入ると、一酸化窒素になって血管を柔軟にしたり拡張させる効果があると分かった。血流改善が期待されるのはいうまでもありません」
話題の食材&アプリはどうなった?
阿波晩茶には整腸作用 ビーツには血流改善効果が
【ビーツ】