その結果、入院から30日以内の死亡は、男性医師に比べて、女性医師のほうが0.43%少ないという結果でした。また退院から30日以内の再入院も、男性医師に比べて、女性医師で0.55%少ないという結果でした。ごくわずかですが、死亡、再入院ともに統計的にも有意に少ないことが示されています。
これは米国の研究なので、日本の医療現場についても同様のことが言えるというわけではありませんが、男性医師と女性医師の行動の違いが、この差を生み出した可能性が示されています。
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