試して納得! 健康医療グッズ

「ポケット吸入器」は手軽に持ち歩けるが…

パナソニック電工から5378円(税込み)
パナソニック電工から5378円(税込み)/(C)日刊ゲンダイ

 喉が乾燥する季節、アメやマスクより念入りに乾燥対策したい人向けの吸入器を試してみた。手軽に持ち歩けるポケットサイズで、いつでも40マイクロメートルのミストで喉を潤せるとうたっている。

 使用してまず思ったのは、意外とモーター音が大きいこと。携帯電話のマナーモードよりよく響く。また、ミストとうたっている割に水の粒が大きいことも気になった。予想では加湿器の湯気ぐらいかと思ったが、体感的には微細な水しぶき。勢いよく噴射されるので、口を開けて普通に呼吸するとひと息でむせた。調べてみると、一般的な吸入器の蒸気は5マイクロメートルなので、違いは大きい。でも、十数秒で喉は加湿できる。

 12ミリリットル入る吸水タンクは約3分間使用可能。水を入れたまま持ち歩いても水漏れはなかったが、吸水タンクは軽い力で外れるので要注意だ。

 さらに注意したいのは、水道水しか使用できないこと。ミネラルウオーターはミネラル分がノズルを詰まらせる原因になるとのことだ。

★★★(3つが満点)