病院は本日も大騒ぎ

意外に多い食べ物の不満

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 病院内のレストランでラーメンやかつ丼を食べたり、塩分が高いふりかけや醤油などを病室に持ち込んできます。見て見ぬふりが多いのです。

 ただ、糖尿病患者さんには、食事の監視を厳しくしていますが、医師や看護師に隠して菓子パンなどを購入してきます。

 食べている現場を押さえ「ちゃんと食事を守ってくださいね」と、忠告をしますと、「ハイ」と素直に答えます。しかし3日も経つと、ゴミ箱の中に、菓子パンの袋が捨てられています。

 こうした食事違反を何度も続ける患者は、担当医に報告しなければなりません。治療に支障をきたすからです。

 確かに「病院食」はおいしいものではありません。とくに毎日、ステーキや寿司などぜいたくな食事をしていた患者さんが入院してくると、「こんなまずいもの食えるか!」と、看護師に八つ当たりしてきます。でも解決策はありません。入院している間、出入り自由な刑務所にでも入ったつもりで耐えるしかありませんね。

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