愉快な“病人”たち

あの“天才子役”間下このみさん 妊娠中相次いだ難病を語る

写真家でタレントの間下このみさん(C)日刊ゲンダイ

 主人は、私が亡くなった赤ちゃんと対面した時のショックを心配していましたが、主治医に「ぜひ赤ちゃんに会ってください」と勧められ、会いました。小さいけれど、とってもかわいい赤ちゃんで……。足の形が主人に似ていたり、鼻が私に似ていたりして、涙というより笑顔の対面となりました。

 2度目の妊娠が分かった時はうれしさと同時に、無事に出産しなければ! と気が引き締まる思いでした。死産の後はかなりふさぎ込んで、家に引きこもりの状態で……。でも、そんな時、インターネット上で見つけた言葉がありました。

「亡くなった子は、毎日あなたに小さな幸せを運んできている。あなたはそれに気づいていますか?」という内容でした。ハッとして、前向きに生きるきっかけになりました。

 その後、主人と毎晩、「小さな幸せ報告会」をするようになりました。「今日は空がきれいだった」というような何でもないことをベッドに入って報告し合うという(笑い)。そうやって元気を取り戻していった結果、立ち止まることなく、前に進むことができました。

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