しかし、インプラントを埋め込む際、歯科医師の技量不足から神経を傷つけ、唇やあごがしびれたり、感染症にかかることもあるという。
「インプラント治療にはさまざまなやり方がありますが、人気のひとつに『オールオン4』『オールオン6』と呼ばれる治療法があります。総入れ歯やほとんど自分の歯が残っていないという方が対象で、顎の上下それぞれにインプラントを4本または6本埋め込み、その上に入れ歯を装着するという方法です」
総入れ歯に比べてしっかり噛めるうえ、総インプラントに比べて埋め込むインプラントの数が少ない分、安い。治療期間や回数が少なくて済み、体にかかる負担も少ないという。
「ただし、通常のインプラントと違って深く、斜めに埋め込むため、一本一本に応力がかかり、インプラント歯周炎になりやすい。そうなるとインプラント自体がダメになる可能性があります」
あの話題の治療法 どうなった?