「認知症」を知るための20週間

生活環境も大きく影響 医師が教える「ボケない食生活」

マグロの刺し身(トロ)なら1日3~5切れ程度(C)日刊ゲンダイ

■よく噛み、自炊する

「咀嚼することで脳の血流が多くなることは研究から分かっています。噛むという行為は脳の活性化につながるわけです。また、食べるときは複数の人と会話をしながらがベスト。孤食は認知症のリスクを高めます。一人暮らしで、家にこもりがちの人は、アルツハイマー型認知症の発症率が8倍高くなると報告されています。料理もなるべく自炊がいいですね。献立を考え、材料を切って、味付けする。頭を使いますし、立ち作業は有酸素運動なので脳を活性化させます」

 今日から始めよう。

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