健康ポイント どっちが勝ち?

アーモンドチョコ vs チョコレートケーキ

 14日はバレンタインデーです。最近は甘いものが好きな男性も増えていますが、チョコレートを奥さんや会社の女性たちにリクエストしている方もいるのではないでしょうか?

 いくつかチョコをもらった場合、健康ポイントの観点から選ぶならどれがいいでしょう? 今回は、「アーモンドチョコ」と「チョコレートケーキ」の対決です。

 同じチョコ菓子でも、健康ポイントは変わってきます。比較した場合、軍配が上がるのはアーモンドチョコ。ナッツの中でも食物繊維やビタミンEが豊富なアーモンドが入っているのがその理由です。ビタミンEの含有量はピーナツの4倍で、血液の流れを良くするのに役立ちます。髪の毛をつくる働きがある亜鉛も取れ、頭皮の悩みを抱えている方には見逃せません。噛み応えがあるので、仕事の合間に少し食べると小腹を満たせます。よく噛むと、脳のリフレッシュにもなります。

 一方、チョコレートケーキは、大きさや中に入っている具材で変わってきますが、一般的にはチョコ、バター、生クリーム、砂糖、小麦粉などを原材料としており、アーモンドチョコのように「プラスアルファ」的に取れる栄養素がありません。

 基本的には、アーモンドチョコであれ、チョコレートケーキであれ、食べ過ぎは厳禁。しかしアーモンドチョコを机に忍ばせ、1日1~2個食べるぶんには特に問題ないでしょう。「ダイエットの成功者ほど空腹を我慢しない。それがリバウンド回避になっている。チョコなどを少量、おやつに食べている人は結構いる」と指摘する専門家もいます。

柴田真希

柴田真希

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。