医者も知らない医学の新常識

ビタミンDがこじれた風邪を予防する

ビタミンDはキノコなどに多く含まれている(C)日刊ゲンダイ

 それによると、ビタミンDが不足している人では、「サプリメントを取ることによりこじれた風邪が70%予防される」という結果が得られています。ビタミンDの不足がないとその効果は落ちますが、それでも25%の予防効果が確認されています。

 気管支炎や肺炎の予防にはビタミンDというのが、これからの常識になるかもしれません。

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石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。