試して納得! 健康医療グッズ

自分で作るマウスピース 「Dr.歯ぎしりくん」使用ルポ

「Dr歯ぎしりくん」/(C)日刊ゲンダイ

 歯科医で「食いしばりに注意」と言われた。上下の奥歯は通常離れていて、接触している時間は1日20分程度が正常らしい。接触が長時間に及ぶと、肩凝り、頭痛、腰痛、膝痛の原因にもなり得るとのことだった。

 そこで、今回は歯ぎしり対策グッズを試してみた。自分で歯型を付けるオリジナルマウスピースだ。

 歯型は、本体をお湯に45秒漬けて軟らかくした後、5秒間噛みしめたら出来上がる。しかし、満足する位置になかなか決まらず、何度もお湯に漬けるところからやり直した。

 マウスピースの硬さはちょうど消しゴムぐらいで、厚みは約5ミリ。奥歯3本ほどの長さの噛みしめ部分がブリッジでつながっており、下の歯にセットして使用する。

 装着した感想は、味もにおいもなく、痛みも息苦しさもないが、厚さ5ミリの違和感が大きい。口いっぱいでアメを噛んでいるような感覚で唾液が多くなり、舌の置き場にも困ってしまう。慣れるまではストレスになりそうだ。

 耐久性は2~3カ月。継続するには、ややお高い気がする。★★(3つが満点)