「自殺」は1977年から1995年まで死因7位、しかし、1996年から6位に上がったことから、大きな社会問題になりました。その後もずっと6位に居座り続けましたが、2009年に7位に下がり、さらに2014年からは8位に落ちました。多死社会においては、むしろマイナーな死因になりつつあります。
「3大疾病」による死亡は増えているのか
- 2017年03月07日
永田宏
長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。