3大疾病はすでに克服されつつあるのです。高齢者を含めた全国民レベルで見れば、多死の主要な死因であることは間違いありません。しかし、それは高齢者にとっての「死の病」です。
現役世代や若年世代にとって、とりわけ脳血管疾患と心疾患は、過去の病気になりつつあるといってもよさそうです。
21世紀に入り死者数は33%増 がんによる死亡率も24%増
- 2017年03月06日
お金持ちほど健康に 貧富・学歴差が寿命を左右する時代
- 2017年03月08日
永田宏
長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。