こうしたシンプルな物に囲まれ、お互いに感謝しながら過ごす。そのようにイメージしてもらえれば分かりやすいでしょうか。また、北欧らしくサウナで親しい人とゆっくり過ごすのもフーガーです。
米国でのフーガー人気は、デジタル化やマルチタスクにストレスを感じる人たちの間でトレンドになっている「塗り絵」や「編み物」などとも関係がありそうです。
さらに、トランプ新政権の誕生と同時に医療保険問題をどうするかで全米に激震が走っているなか、社会保障が手厚い北欧が注目されているという側面もあるでしょう。ちなみに、スカンジナビア料理もトレンドです。
トランプ大統領をめぐって国民が2つに分裂し、悪化した家族や友人関係をフーガーで癒やすことはできるでしょうか。
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