睡眠時は本来であれば副交感神経が優位になりますが、SASがあると交感神経が活性化します。そのため、心臓や血管に大きな負担がかかり、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、心房細動などが起こりやすくなることがわかっています。SASによって夜間頻尿が起こっている人は、心臓疾患を起こすリスクも高いということです。
このように、頻尿はさまざまな形で心臓と関連しています。とりわけ夜間頻尿が気になっている人は、念のため心臓の検査も受けておいた方がいいかもしれません。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」