学校などにも伝え、子供の様子がおかしいときは連絡してもらうことも大切ですが、過剰な配慮はよくありません。子供の生活リズムは告知前と変えないこと。甘やかすのは禁物です。「子供の生活を日常化するため」という海老蔵さんの判断は意義深い。
今、小学生から高校生まで年齢に応じた「がん教育」が進んでいます。その授業を受けた中学生は「日本癌治療学会」でこう発表しました。
「中学生は、大人が思っているほど幼くはなく、がんの授業を受けてきちんと理解できる年齢であると思うし、むしろ『がん』という病気をもっと知り、防げるのなら防ぎたいと思います」と。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁