体形バレるワイシャツの季節 楽して痩せる3つの生活習慣

栄養バランスのいい食事を(C)日刊ゲンダイ

 睡眠不足の人はそのストレスで、食欲を抑制するホルモンである「レプチン」を減少させ、食欲を増進させる「グレリン」を増加させ、太りやすくなるという。

「海外の研究では、睡眠5時間の人は、8時間の人に比べてレプチン分泌量が15・5%減り、グレリン分泌量が15%増えたとの報告があります」

 しかも、グレリンの分泌が増えると、覚醒や興奮、食欲に関与する「オレキシン」と呼ばれるホルモンが増加する。睡眠不足のイライラは「コルチゾール」というホルモンを分泌させ血糖値を上げる。その結果、インスリン分泌量が増えて脂肪が細胞に取り込まれて太る。

■痩せるのに必要なのは「ややきついと感じる速歩」

 では、痩せるためにはどうしたらよいのか?

「まず、カロリーが高い食べ物は太るという考えを改めましょう。同じ100グラムでも輸入サーロイン肉は298キロカロリー、白米は168キロカロリーと白米の方がカロリーは低いが血糖値を急上昇させ、老化や肥満を進めます。筋肉が自然減する中高年は肉を選んだ方がいい」

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