尿酸値が高くなりやすい人は、遺伝的なものだけでなく、「食べてからすぐに寝る」タイプに多いことが知られています。つまり、高コレステロール体質の人が食事をしてすぐに眠るという行為は、血管をどんどん石灰化させ、一直線に突然死に向かっているということなのです。
まずは、検査を受けてコレステロールと尿酸値をしっかりチェックしてください。数値が高めだった場合、治療をするのが望ましいのはもちろんですが、まず生活習慣の中で、少なくとも食べた後にすぐに寝ないことを心がけましょう。
■「食後の運動」に注意
心臓を守るためには、「食後の運動」にも注意してください。心臓は、食後1時間くらいは活発に働きます。食べた物の消化・吸収を助けるために、胃腸の血流を増やす必要があるからです。食事をするだけで、心臓の負荷は大きくなるということです。
天皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」