愉快な“病人”たち

6年前に結核患い…JOYさんは仕事との向き合い方を変えた

「今はとてもいい状態」と語るJOYさん(C)日刊ゲンダイ

 最初は「1カ月の入院」と聞いたのですが、状態が悪すぎて実際には3カ月と長期化しました。薬を飲むと、体が菌と闘うために熱が40度に上がり、眠れない日々が続きました。食欲も出ず、体もしんどくて、入院中はずっと具合が悪い状態。結核菌の数値は徐々に減っていくけど、身体的にはまったく良くなっている気がしません。むしろ入院前より悪くなっている気さえしていました。

■仕事再開も拭えなかった“違和感”

 それでも、菌が出なくなると退院となり、2~3日後にはもう仕事でした。頭も回らないし、立っていられない状態のまま仕事をしてもうまくいくはずがありません。結果を出せず、タレントとしての評価はガタ落ちで、仕事は徐々に減っていきました。

 退院して半年間、薬を飲み続けた後も、調子が優れない状態が続きました。「前の自分はどんなだったかな」と考えても思い出せないほど仕事への意欲も気力もなくしていました。病気をしてからは、同情されている感じもあって、同じことを言っても以前とはウケ方が違ってしまうことにも気づき、落ち込みました。でも、自分ではどうにもなりません。

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