独白 愉快な“病人”たち

6年前に結核患い…JOYさんは仕事との向き合い方を変えた

「今はとてもいい状態」と語るJOYさん(C)日刊ゲンダイ

 解決してくれたのは「時間」です。頭がクリアになりだし、体に違和感がなくなるまでは、そこから約1年半かかりました。徐々に仕事のペースもつかんで、ある程度仕事量もコントロールできるようになり、今はとてもいい状態です。

 ただ、病気以来めっきり風邪をひきやすい体質になりました。だから運動と食事と睡眠には気を使っています。月に3~4回は仲間とフットサルをして、日頃はランニングもしています。あまり食べなかった野菜も多めに摂取しています。睡眠はできれば7~8時間ほしいので、夜遊びは減りましたね(笑い)。

 病気をして改めて思ったのは「以前のようなペースでは働きたくない」ということ。“生きるために働くのであり、働くために生きているのではない”と心の底から思うようになりました。仕事が楽しいと思えることがいい結果を残すことにつながるはずですし、そのためには休暇を含めプライベートの充実は大事。それと同時に、少しずつチャレンジして仕事の質を上げていかなければいけないとも考えています。

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