独白 愉快な“病人”たち

横森理香さんは「更年期障害」とどう向き合ってきたのか

横森理香さん(C)日刊ゲンダイ

 あと、年頃になって「心が落ち込んでるな」と思ったら、ホルモンバランスを疑って婦人科を受診することをお勧めします。女性の医師がいいですよ。どんなに優秀な医師でも、男性には分からない部分があると思いますので。

 暗くなりがちな更年期は、自分が楽しいと思うことを遠慮せずにやっていいと思うのです。自分を思いやり、楽しませてあげる。それが更年期を乗り切るコツです。

▽よこもり・りか 1963年山梨県生まれ。現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセーに定評がある。代表作「ぼぎちん」は世界で翻訳される。セミナーやワークショップなども人気。最新刊となる更年期チャレンジルポ「コーネンキなんてこわくない」(集英社)が発売中。

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