GWこそ徹底的にダニ退治 チェックすべき場所と注意点

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 連休中は自宅で過ごすという人は、ダニ対策を徹底的に見直す機会にしてみてはどうか?

 室温20度以上、湿度60%以上になると繁殖しやすくなるのが、チリダニ(以下、ダニ)だ。喘息やアレルギー性鼻炎などアレルギー疾患の原因として特に注意したい。この季節からの対策が、症状の程度に大きく関わってくる。

「患者さんたちの話を聞いていると、ご本人は掃除をきちんとしている、清潔に保っていると思っていても、見落としている部分が結構あるように感じます」

 こう指摘するのは、「ユアクリニックお茶の水」の杉原桂院長。小児科医として、日々、子供のアレルギー疾患に悩む親の相談にのっている。

 見落としで非常に多いのが、ぬいぐるみだという。子供であれば、いつも抱いて離さないぬいぐるみの1つや2つはあるのではないか?

「ぬいぐるみはダニのすみか。お子さんの布団まわりにぬいぐるみをたくさん置いている家庭もありますが、これはお勧めできない。ぬいぐるみは置かないことが望ましく、置いている場合も数を減らし、頻繁に洗濯を」

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