「それら上級生と同じ練習をすることで、体にかかる負荷が大きくなるのでしょう。初夏に熱中症を起こした新入生の話をよく聞きます」
則岡名誉教授が、5月ならではの熱中症対策として推すのが牛乳。特に運動後のコップ1杯の牛乳が効果的だという。
「牛乳に含まれるアルブミンという成分の働きで、体内の血液量が増え、体温調節機能の働きが良くなります。5月から始めると、この夏の熱中症のリスクを低くするのに役立つでしょう」
初夏の健康対策 誤解と真実