味覚障害、子供の低身長…亜鉛欠乏症が原因かもしれない

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 牡蠣の亜鉛含有量は5個(60グラム)で7・9ミリグラム。一方、亜鉛欠乏症の治療で効果的な亜鉛の量は、成人で1日50~100ミリグラムであり、食事で日々取るのは実質不可能だ。

 言うまでもないが、今回の薬はサプリメントではないので、医師の処方箋が必要。重篤な副作用として、ほかの亜鉛含有製剤の報告例から、銅欠乏症の恐れが挙げられている。また、服用中は、定期的な血中亜鉛濃度の検査も行われる。

4 / 4 ページ

関連記事