看護師になって通算30年になり、現在、関東圏の総合病院に勤務しているフミエです。
病院で毎日、一番大騒ぎするのは食事の時間でしょうか。だいたい、どこの病院でも同じでしょうが、朝は7時過ぎ、昼は11時過ぎ、夕方は5時過ぎから食事を配ります。
入院患者さんはこの食事時間をとても楽しみにされています。しかし、食事前に、体温、血圧検査、糖尿病患者さんは指や耳から血液を採取し、血糖値を測るのです。
もし血糖値が高いと、食事前に薬を飲んでいただきます。患者さんによっては、ベッドのテーブルに醤油やふりかけを用意していますが、ときには「今回はダメです」と言わなければならない場合も少なくありません。
そもそも、入院患者さんのクレームで多いのが食事です。「どうしたらこんなまずい食事ができるのか?」「ケチっているのではないか」というのです。
病院は本日も大騒ぎ