歯医者嫌いも押さえておきたい「3つの歯科テクニック」

「将来」も見据えて(C)日刊ゲンダイ

「歯石やプラークの除去では、時に出血したり痛みが出ることもあります。症状が悪ければ抜歯もやむを得ない。ところが、患者さんが嫌がるからと、医療者側が『痛みが出ない処置』『抜歯は極力避ける』を過度に意識している場合もある。そういう方針のところでは、虫歯や歯周病の予防にはつながりません」

 歯の健康は全身の健康と相互関係にあることは数々の研究で証明されている。「今」だけでなく「将来」も見据えた歯科治療を選ぶべきだ。

▽相馬理人(そうま・りひと) 「現役のドクターが推薦する理想の医師」など医療従事者による信頼度の高い医療情報を発信する「Doctorbook」代表。著書に「その歯みがきは万病のもと」。

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