アプリで健康になれるのか

「EMILLY」エーザイ(株)

 突然、意識を失って反応がなくなるなどの発作を繰り返す「てんかん」の患者数は、日本全体で60万~100万人といわれている。今回は、てんかん患者と患者を見守る家族のためのアプリ「EMILY」を紹介する。アプリでできることは「服薬管理」「発作の記録」「通院の記録」「レポート作成」がある。

 家族をメールやSNSで招待すれば、自分の記録を共有可能。一番の特長は、緊急時に利用可能な「SOS機能」がついていることだ。発作が起きた時に「助けを呼ぶ」ボタンを押すと、家族はもちろん、このアプリを使用している近隣のユーザーにも自分の現在地を知らせることができる。なお、事前に位置情報の提供を許可することが必須となるのでご注意を。

 もし、身近にてんかん患者がいる場合はアプリのインストールを検討してみてはいかがだろうか。