最終的に1万8854人の医師によって治療を受けた73万6537件の入院データが解析されました。30日以内の患者死亡率は40歳未満の医師で10.8%、40~49歳の医師で11.1%、50~59歳の医師で11.3%、60歳以上で12.1%でした。
40歳未満の医師が診察した患者死亡率と比較すると、40~49歳の医師では4%、50~59歳の医師では7%、60歳以上の医師では17%、統計学的にも有意に死亡リスクが増加するという結果でした。
もちろん、若い医師のほうが担当患者の死亡リスクが低いと結論することは難しいように思います。ただ、年齢が若かろうが常に最新の医学的知見を診療に取り入れている熱心な医師は、経験豊富なベテラン医師に負けないくらい適切なケアを提供できる、とは言えるかもしれません。
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