ちなみにイレッサは、1年~1年半で薬の耐性ができ、再びがんが増殖しやすくなることも分かってきました。新しいタイプの薬にも課題が見つかり、適宜、薬を替えながら治療します。
全体として副作用が軽いと書きましたが、間質性肺炎など重篤な副作用もあります。元気に長生きする可能性を少しでも高めるには、医師と相談しながら治療の選択肢をしっかり見極めて、慎重に薬を使うことが大切です。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁