2万人調査で4割が…肩凝り・頭痛・腰痛はうつ病の始まり

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「うつ病の早期発見、早期治療は重要です。治療までに要する期間が短ければ、『治療期間の短縮』『再発回数が少ない』『自殺念慮消失率が高い』ことにつながります」(内藤教授)

 本人に自覚がない以上、周囲の“声かけ”が重要になる。家族や同僚の様子から前出の身体症状が続いているようなら、医師への受診を勧める。内科医に診てもらうのであれば、精神科診療のテクニックを身に付けている医師がベター。宮崎院長は「産業医をやっている医師は、内科医でも比較的うつ病に詳しいように思います」と話す。

 もちろん、メディカルクリニックや心療内科などならなおいい。

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