研究の結果、「毎日」朝食を食べる人に比べて、「週に0~2回」の人では心臓病の発症が14%、脳卒中の発症が18%、統計学的にも有意に増加しました。また、脳卒中の中でも特に脳出血では36%のリスク増加が示されています。
朝食を毎日食べる人はそれなりに健康意識が高く、潜在的に病気を発症しにくい人たちだった可能性はあります。とはいえ、冒頭述べたように朝食を食べない食習慣が、生活習慣病の発症リスクを増加させるという報告はすでにいくつか報告されており、一日の中でバランスよく食事を摂取することが健康の秘訣かもしれません。
役に立つオモシロ医学論文