独白 愉快な“病人”たち

卵巣と子宮を摘出…やなせななさん手術決意に医師の信念

シンガー・ソングライターのやなせななさん(C)日刊ゲンダイ

 病気になって「人は死ぬんだ」と思いました。だから退屈だと思ったり、ケンカなんかしていたらもったいない。もちろん感情の波はありますけど、今は自分の根底にそんな“軸”がある気がします。

▽1975年、奈良県生まれ。2004年「帰ろう。」で歌手デビュー。昨年、5枚目のアルバム「夜が明けるよ」を発表。好評のトークと歌のライブで全国を飛び回っている。FMラジオのDJ、ヤマハの会員情報誌「音遊人」でのエッセー連載など幅広く活動中で、クラウドファンディングで製作中の映画「祭りのあと」では初脚本を担当。今年末には完成予定だという。

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