遺伝子に注目で成果 手術不可の進行・再発肺がんに新兵器

肺がんはヘビースモーカーや中高年のイメージだが…(C)日刊ゲンダイ

 なお、今回の薬は、5年前に承認された「ALK(アルク)融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に続き、追加承認された形だ。

 ALK融合遺伝子も、ROS1融合遺伝子と同様にがん細胞の生成・増殖に関係する遺伝子変異で、非小細胞肺がんの3~5%を占める。

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