夏に負けない

血糖値が気になる人 おやつは「時間」で食べないこと

大事なのは炭水化物の量だ(C)日刊ゲンダイ

「まずおやつのタイミングを変えましょう。午前10時、午後3時といった『時間』で食べるのではなく、お腹がすいてから食べること。1回は我慢してみましょう。できたら、外出前とか力仕事をする前など体を動かす前に食べるといいでしょう。おやつとして食べた分のカロリーを燃焼するからです」

 もちろん、おやつとして何を食べるかは重要だ。糖分が多いので清涼飲料水やスポーツドリンクはNG。血糖値が上がりやすいので、和菓子と洋菓子なら洋菓子を選んだ方がいい。

「せんべいなどの甘くないものは血糖値を上げないと思い込んでいる人がいますが間違いです。確かに甘いものはカロリーが高く、体重増につながるので注意は必要ですが、甘い食べ物と血糖値とはあまり関係ありません。大事なのは『炭水化物の量』であり、せんべいはその量が多いことは覚えておくべきです」

 では、暑くなると食べたくなるアイスクリームはどうか?

「食べ過ぎてはいけないのは当然ですが、糖質控えめのアイスで量が少なければ悪くありません。むしろ、我慢する方が問題です」

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