当事者たちが明かす「医療のウラ側」

なぜ汗をかく前に水分補給しなければならないのか?

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 つまり、玉のような汗が流れている、汗が目に見えている状態では、汗は冷却作用を失っているのです。それどころか、気温が上がっている中で玉のような汗が流れ出ているのは、体の中から水分がどんどんとムダに流れ出ている状態なのです。

 とくに中高年は、目に見える汗は無効発汗であり、目に見えずに蒸発した有効発汗量と合わせた量が汗の総量ということを認識しておかなければなりません。夏は汗をかいてから水分を補給するのでは遅い、という理由はまさにここにあるのです。

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