動脈硬化に勝つ

狭心症治療で長生きはできない 治療不要の声も

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 伊東医師は「もぐら叩きのよう」と言うが、これは「治療が1回で済むのではなく、また、あちこちに狭窄があることを考えると、心筋梗塞を起こさないため、元気で長生きするためには血管を広げることでは不十分。もとを絶たなきゃ駄目」という意味なのだ。

 しかし、非常に効果の高い方法がある。これをプラスすることで、生命予後がかなり良くなるのだ。

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伊東春樹

伊東春樹

日本循環器学会専門医、日本心臓病学会(上級臨床医、FJCC)。「けやき坂医科歯科クリニック」非常勤。