東京オリンピックの後のニッポン

「2025年」が分岐点に 英国並みにがん治療が制限される

気軽に受診できなくなる

 たとえば、同じクリニックや同じ診療科でも、ひとつの症状ごとに初診料が必要になれば、その治療が終了して、また新たな症状で受診するときには初診料がかかる。その初診料の金額次第で、病院の扉は一気に狭くなるだろう。

 コンビニ感覚で受診できなくなると、自分の体は自分で守るしかない。
(おわり)

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