医者も知らない医学の新常識

夏場でも塩分の取り過ぎは危険!

体にとって必要なものだが実は危険なものでもある(C)日刊ゲンダイ

 普通の食事で大量の塩分を取ることはまずありませんが、熱中症の多い夏場の時季には、塩の塊を予防のために使用することがあり、水分を十分に取らないで塩分だけを取ることは危険です。また、最近はやりの激辛料理には、大量の食塩が含まれていることがあり、食べ過ぎればそうした危険のある可能性もあります。夏場は塩分が不足する時季ですが、取り過ぎにも同じように注意が必要です。

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石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。