貼った部分の肌が荒れるなどの副作用はあったものの、今後は実用に向けてもっと多くの被験者で臨床実験を繰り返し、改善していきたいと研究者は話しています。
インフルエンザのパッチが実用化されれば、注射嫌いの人がもっと気軽に予防接種を受けられます。さらに、注射よりずっと安く、運搬が簡単で、冷蔵の必要がなく、使用後の針の始末も必要ないというメリットもあります。
何より注目なのは、「医療従事者以外でもOK」=「自分でも貼れる」という利点です。発展途上国での予防接種の普及の大きな一歩になると、関係者は期待を膨らませています。
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