健康ポイント どっちが勝ち?

冷やし麺の時季 夏の疲れ対策には梅おろしより温玉とろろ

冷たい麺に2~3品の具材を合わせて(C)日刊ゲンダイ

 麺類の定番の具材としては、油揚げ、鶏肉、カモ肉などもタンパク源になります。しかし、タンパク源があるからといって、「きつね」「鶏南」「カモ南」だけというのはNGです。

 タンパク質や麺類の炭水化物をしっかりエネルギーとして代謝するためには、野菜や海藻に含まれるビタミンやミネラルが必須です。具材は1品ではなく、2~3品組み合わせるのがベスト。ネギは入っていても、それだけでは足りません。

 ちなみに、疲れている時にはクエン酸が豊富な梅干し入りのものを。また、胃腸の調子が悪い時は消化酵素ジアスターゼが含まれる大根おろし入りがよいでしょう。その時の体調に合わせて具材をセレクトしてください。

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柴田真希

柴田真希

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。