また、「肝動脈塞栓術」といって、がんが栄養としている部分の肝動脈を詰めてしまい、栄養供給を絶つ方法があります。さらにこの時、肝動脈に抗がん剤を注入する方法(動注化学療法)を行うことがあります。がんに直接高濃度の抗がん剤が届くことから、点滴による全身化学療法よりも治療効果が高く、副作用も少ない方法です。
近年、C型肝炎ウイルスに対する新しい治療薬が開発されてきました。C型肝炎を内服薬で治す時代となり、今後、肝臓がんは急激に減ってくると思われます。
がんと向き合い生きていく