愉快な“病人”たち

1日遅ければ…おりも政夫が語る「舞台5日前」の盲腸手術

手術18日目に退院、その5日後には舞台復帰を果たした(C)日刊ゲンダイ

 そして千秋楽まで務め上げたその2日後には、今度はコンサートで歌って踊りました。さらにその年の12月には、フォーリーブスの50周年の東京公演があったので、いつも以上に筋トレに励みました。おかげさまで、誰よりキレのあるダンスを披露することができました(笑い)。

■先に逝ったメンバーからのメッセージ

 僕は63歳で虫垂炎になるまで、ケガはあっても病気はありませんでした。この年で入院、手術を経験したことで、つくづく完治して今まで通りに立ち直れたことへの感謝の気持ちが湧きました。そして、“残された時間”を大事にしたいという思いも強くしました。

 入院中は、病室でひたすら時間が経つのを待っていたんですよね。暮れていく新宿の雑踏を眺めていると、ひとり取り残された気がして感慨深かった。フォーリーブス50周年という年に、こうなったことにも意味があったような気がしています。まるで、先に逝った青山孝史と北公次に「おまえはもう少し下で頑張れよ」と言われたような気がして……。

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